松江市議会議員 森脇勇人
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活動報告

子ども医療費
2019/04/14
 松江市の子ども医療費は現在小学校6年生まで無料となっています。内訳は0才から就学前までの県補助は入院2千円、通院1千円が上限とされており県負担は1億7600万円で市が補助浦として同額を負担しています。また県の補助の上限を超えるものが9600万円ありこれも市が負担しています。小学校1年生から6年生までは3億2300万円すべて市が負担しており、市の負担額は5億9500万円となります。このことは県内まちまちで安来市では中学3年生まで無料、出雲市では就学前までが無料などとなっていますがいずれも市町村の負担は少なくありません。東京23区の中では高校3年生まで無料などというところもありますが、このような政策は本来国が一律で行うものが望ましく県や市町村単位で行うと格差が付きそのことは人口減少を加速させることもあり得ます。私はすべて無料ということは大変良いことだとは思いますが少し考えてみていただきたいと感じています。
 平成17年の合併時には子ども医療費は3歳までが県と市の共同負担で無料でした。このころよくあったのが特定の疾病に対する補助制度でしたが、現在は6年生まですべて無料となっています。そのことによる松江市の歳出分は約6億円、これは義務的経費の扶助費に含まれます。現在松江市の扶助費は約250億円ですが合併直後は130億円余りでした。医療費無料、保育費無料、生活保護費、保育にかかる人件費補助、介護人材確保などなど扶助費は増え続けています。これは固定費になりますので毎年必要です。今年だけ無料というものではありません。つまり医療費無料分は松江市が毎年負担し続け、単純計算で10年で60億、20年で120億というような計算になるわけです。そのためにどの予算を削ってきたかというと普通建設事業です。合併当初160億円以上あった建設事業費は現在当初予算では88億円余り、それでも昨年の当初よりは増えています。このように新たな扶助費を設けると何かを節約しなければなりません。県による医療費負担は大変ありがたく感じますが、8千数百億の借金をやっと6千億円足らずまで減少させた県財政で負担ができるのか疑問です。先ほどのように県が補助するのはわずかで、市町村に裏負担をさせるようでは、市町村の財源をあてにした取り組みになり、いい加減な政策となります。私は、県がすることではなく国、市町村が取り組むべきだと考えます。そして何よりも県が行う事業は市町村の補完事業、そして圏域を考えた事業だと思います。高速道路、新幹線といったところが県が着目すべきところで市単独ではできない事業の補完をしていただきたいと感じます。

島根県議長会
2019/04/12
 先日島根県議長会が江津市で開催され参加しました。例年のことですが決算、予算の承認、各市の要望事項のとりまとめなのですが、安来市から提出された子どもの医療費の市町村負担について国が新たな負担制度を構築していただきたいという要望に対して私の不見識で3歳未満のものは確立しているのではと発言してしまいました。正確には3歳未満については県市補助分の足りないものを市が補助しており、国の関与はありません。やはり新たな制度を望まなくてはなりません。私の間違いでした。県は就学前まで上限を決めて補助を出していますが、上限を超える部分は市が負担しています。さらに小学校一年生から六年生までは市が負担しておりその合計負担額は約6億円になります。
 しかしながら新知事の公約には小学校6年生までの子どもの医療費について県が無料にするとされており、どのように行われるのか注視します。松江市の小学校6年生までの医療費負担は約6億円、島根県全体ではいくらになるのでしょうか?県が全額負担してくれれば松江市では6億円の財源が浮き、様々な事業費確保ができますが果たしてできるのか疑問です。やはり国に求めるのが常道だと思いますが、国も借金があり国が行っても交付税で処理されれば同じことです。

社会資本整備交付金
2019/04/10
 国の打ち出した30年・31年・32年の三か年の国土強靭化事業7兆円の内訳がどのような形で本年度出てくるのか期待していましたが、今まで過去5年間50%から65%だった交付率の社会資本整備交付金でしたが平成30年度が87%、新年度はほぼ100%が交付決定する予定となりました。これにより松江市で予算がつかず停滞していたP4事業7つの新規道路についての予算が満額付き、防災安全道路7事業も99%の交付決定率となりました。思えば平成27年の社会資本整備交付金P4新規道路事業は要望額の39%、28年48%、29年37%と悲惨な状況でした。議長就任時の交付率があまりにも悪く東京に出るたびに各国会議員さんのところに行き現状を報告し何とか交付率が上がるようお願いしてきました。社会資本整備交付金は総額確保の要望は県も市もしますが箇所票を提示して要望したのは昨年、町村の時以来久しぶりのことでした。今回国会議員の先生方の取り計らいで国土強靭化事業もありほぼ満額交付決定し議長交代の良い花道ができました。裁量権が県にある中、計画が終わる32年以降どのような配分になるのか不安もありますが、とりあえず市民の皆様の要望に応えることができ安心しました。

がっかりより怒り
2019/04/07
 今朝山陰中央新報を見ましたら知事選各候補者の最終演説の動員人数が書かれていました。これはある意味投票誘導になりかねません。新聞がこのような数字を書くものだから労働組合員は何回も動員がかけられ夕食時なのにかわいそうに子供ずれで下手な政治家の演説を聞いています。しかしながら今回のように公平であるべき報道がある意味使われてしまっていることにがっかりしたのと同時に憤りを感じます。私は大庭候補と丸山候補の演説会場を見ただけですが、大庭候補の最終演説会は初日の倍以上の方がおられたように見えましたが、新聞では初日とほぼ同数と書いてあります。丸山候補は県内各地から3000人は集めるとのお話も聞きましたがどう見ても1200いるかどうかでした。それも県内各地からです。
それにしても報道はそのような数字を書くのではなく有権者の生の声を取材しどのような思いやどのような政策を望んでいるのか記事にしていただきたいものです。国土強靭化による三年間の7兆円規模の国の財源を島根県ではどう獲得し、どう使っていくのか?自主財源確保のためにどのような対策を行うのか?新幹線誘致は賛成なのか反対なのか?保育の無料化政策の穴である既に無料化、減額などの政策を打っている公立保育所の扱いを国にどのように対処するよう働きかけるのか?医療費無料化を訴えるのなら財源は借金なのか公共事業を少なくして対応するのか?政策を見ても矛盾だらけです。島根県のように財政力が弱い県が自立をするということは様々な内容で我慢が必要になります。事業をするための財源内訳を語れば必ず国との関係が必要ということも分かるはずです。だから県内各地の市町村長が国とのパイプが強い候補者を応援します。格好が良ければいいのか?話題があればいいのか?私は愚直でも県民のことを考えれば県民の望む事業にきちんと財源確保ができる方が選ばれるべきと考えます。きちんと事業をしながら8千数百億の借金を6千億円台まで減らした知事が「つまらん」と言われ、数百万円の予算措置でマスコミ受けを狙う知事がもてはやされる。少ない予算で大きなピ−ア−ル効果を出すのは悪いわけではありませんしむしろありがたいことです。しかしながら今までの大盤振る舞いで作った借金対策を嫌われても実行していく愚直な知事を私は評価します。議会は「是々非々」です。県民に分かりやすくなぜ公共事業が必要かそして借金返済をどのようにするのか新しい県議会で展開していただきたいと思います。

いよいよ後2日
2019/04/05
 島根県においては入札予定価格が公表されています。これは景気が悪く仕事欲しさのために低価格入札を防止するには役立ちましたが、景気が良くなり仕事が多くなると入札不調などが起こり効果が余りありません。松江市では予定価格の公開はされていませんし、安来市ではこの予定価格を漏らしたということで職員が処分解雇されました。この違いは何なんでしょう?県で行う事業も同じ国民・県民の税金で行われます。このような予定価格の公開が島根県政では当たり前に行われていますが談合はないのか?今回多くの公共事業を実施するためとして保守系の議員と革新系の議員が手を組み同じ候補者を応援していますが議会のチェック機能は果たせるのか疑問です。首長と議会は当然同じ道を行くこともありますが内容により「是々非々」でなければなりません。今回のように建設業界と公共事業を否定してきた立憲民主や国民民主が同じ候補を応援するのは私たち議会人も県民もわかりにくく先ほどのようにチェック機能が果たせるのか不安になります。是非とも明日は最終日ですそういったことも演説していただきたいものです。

残念2
2019/04/03
 新幹線誘致について島根県の判断が大事になりますが、基本計画から整備計画に格上げするためには当然県の同意と岡山県・鳥取県の同意が必要です。そのためには知事の強力なリ−ダ−シップのもと対応することが望まれます。どちらかというと溝口知事はこの辺のことは慎重な方でした。当然知事候補はみな賛成だと思いますが意見が違う県議会議員候補に推される候補はどのような立場をとるのでしょうか?期限はもうあまりありません5月には圏域の市長会や議長会、経済団体は動き始めますがどうなのでしょう?明日は石破衆議院議員が大庭候補の応援演説に来られるそうですがこちらは楽しみです。

残念
2019/04/03
 知事選挙、県議会選挙まただ中ですが遊説の内容が残念でなりません。先日東出雲町のアイパルテで知事候補や県議会議員候補の演説を聞きましたが抽象的な内容ばかりで具体的な政策はほとんど語られません。都市計画区域の東出雲町にどのようにして企業を誘致するのか、それに伴う農地政策はどうあるべきなのか、その財源はどうするのか一切語られません。今回国会議員に反発して立候補したのだから仮に当選したら当然厳しい現状が待ち受けています。今まで入っていた交付金が減少すればどのような予算措置で対応するのか?今回各市の市町村長が応援する候補は国会議員、官僚に大変受けの良い方です。それを受け市議会の主な議長は同じ候補を応援しています。県議会議員とのしがらみの中で他の候補を応援している議員もいますが今後が大変だと思います。今回県政の何が悪くて何が良いのか明確に演説している県会議員がいないのもおかしなことです。「新しい島根県を作る」新人が言うのならよいのですが2期目3期目の議員どころか6期7期の議員もおられるのはなぜなのか。今まで自分たちが議員として賛成してきた予算、決算が気に食わないから新しい知事で島根県を変える?とんでもない話です。だったら修正案でも反対の案でも出せばよかったではないでしょうか?そういったことをしたのに賛成多数で自分たちの意見が通らなかった、だっから新しい知事を作ろうというのなら話がわかります。交付金の使い方も予算での普通建設事業の決算額が減少しても意見さえ出していない県議会会派がいまさらのように新しい島根を作ると息巻いていますが滑稽に見えます。立憲民主、国民民主も情けない限りです。組織内候補が出せず保守系の新人を出しても税収のある県ならよいのですが税収が無く国費に頼る島根県が県の単費で何ができるでしょう。ちょっと考えればわかりますが政権運営をしたことが無い、予算修正案さえ出したことの無い野党では相乗りするしかないのかもしれませんが情けない限りです。市町村長が応援する知事を出すことができなくなれば当然市町村は交付金の裁量権を県ではなく市町村に卸すように国に働きかけることになります。その時は県が無くなるときなのかもしれません。公務員が少なくなり多くの二重行政が解決し圏域ごとに行政が進みもっとわかりやすい行政になるのかもしれません。

良かったです
2019/04/01
 先日、発達性LDのお子さんを持つ保護者の方から相談を受け、運転免許証取得のために字が書けないお子さんのため試験方法など配慮していただくようお願いしたところ、市役所の職員さんの粘り強い対応で何とか配慮していただき自動車学校ではなく運転免許センタ−で試験を行うことができ見事試験が受かったとの連絡が入りました。前にも書きましたが発達性LDのお子さんは何かを失う代わりに特に優れた症状があるとのことですがそのお子さんも理解はできるが文字が書けない、しかし運動神経は抜群という症状があります。映画俳優のトムクル−ズやオリンピックで活躍した北島選手などもそのような症状なのだそうですが私たちが子供のころにもいたのかもしれませんが一派ひとからげでかたずけられていました。教育現場も障がいを取り扱う部署もきちんとした対応が望まれます。今回県の公安がだめだといったものを市役所の職員が粘り強く対応していただき県も対応していただき良い結果になったのですが、門前でだめだと言ってしまうと、問題にもなりません。我々もそうですがもう一度原点に返り「だめだ」ではなく「どうやったらできるのか」を市民の利益のために考えたいものです。

退職辞令
2019/03/31
 二年間お世話になった議会事務局長が今回退職を迎え先日退職辞令を行いました。局長とは合併した平成17年に当時の収入役から地元の民宿で飲んでいるからと誘われて伺うと「森脇君も松江市は初めてだから何か困ったらこの人たちを頼りなさい」と当時同席していた係長さんたちを紹介されその中におられたのが初めてでした。その後人事課長、水道局工務部長を経て議会事務局長になられ2年間お世話になりました。議長一年目に全国議長会の副会長に私がなったため全国議長会の事務局や会長市や副会長市の事務局との連携、島根県議長会・中国議長会の対応など本当にお世話になりました。特に私がどうしても実現したかった「新幹線誘致の議員連盟」「境港出雲道路推進の議員連盟」の立ち上げや全国議長会の研修フォ−ラムの誘致など根回しから実現まで助けていただきました。特に全国議長会研修フォ−ラムは先々代の議長さんからの申し送りもありどうしても松江市で開催するよう働きかけていましたが中国ブロックで福山市が手を上げられたため福山市の議長さんにお願いに行き松江市に譲っていただいた経緯を段取していただきました。私も海外出張を副議長に代わってもらい福山まで出向いたのが良い思い出となりました。とにかく社交的で各事務局の皆さんとすぐ打ち解け私が会議に出るころにはほとんど話を済ませておくというような大変優れた議会事務局長さんでした。いくらお礼を言っても尽きませんが次の仕事にまた励んでいただきたいと思います。樋原さん本当にありがとう!お世話になりました。

知事選挙
2019/03/28
 知事選挙が中盤になり各市町村の議長から連絡が入ります。「市長や町長が一生懸命に市町村予算や地域振興をうまくいかせるため市議会議員や町議会議員が一緒になって応援しているが、建設業の皆さんは何を考えているのかわからない」というものです。一部の利益者のため予算の流れや執行の仕組みがわからないままに動いている方が多いとの連絡が入り、「地域のためなのにやりきれない気持ちだ」というものです。また、先日の山陰中央新報には候補者の枠を作りながら紙面をほぼ1ページ使い候補者のスローガンが載っていましたがこれは選挙違反ではないかとの問い合わせもありました。新聞は普段は選挙があるので政治団体の広報は載せないと言っていたにもかかわらず大きな新聞社の方向転換です。なんともイメージの悪い選挙です。

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