大変です
2025/10/11
 7日に定例会が終了してからも、毎日のように行事が続きます。8日には姉妹都市宝塚市との交流事業、9日は航空自衛隊高尾分屯基地での観月祭、今日は美保神社で行われる奉納コンサ−ト、2つの自治会の皆さんと意見交換を予定しています。毎年この時期が自治会要望のとりまとめもあり、意見を聞くことが多いのですが今日もしっかりと意見を伺いたいと思います。
先日は定期健診と歯の治療、何やら年を取って病院に行く機会が増えたように思います。しかしながら病院に行くとたくさんの地元の高齢者の皆様と出会う機会があり「久しぶりですね、元気でしたか」などと会話もでき皆さんの顔を見る機会でもありこういった時間は大事にしています。
 自民党も高市総裁になりましたが、公明党が連立離脱という事になり何やら騒がしくなりそうです。総裁には、なれたが総理にはなれないと言う様な事が起きないよう、支援をした周りの方がうまく立ち回らなければなりませんが、高市さんを支持された方たちは自己主張は強いがそういった「根回し」「お付き合い」をされている方が少ないように感じます。高市さんにおいては私が議長会の副会長の時に総務大臣で地方の河川が予算が無く管理不十分の為ちょっと雨が続くとすぐに氾濫すると言う様な事が多くなってきており、災害が有ってからだと国からの交付金も出るが予防のための交付金は少なく、使い道も限られているため何か方法をお願いしたことがありましたが、国土交通省で無ければ総務省で考えましょうという事になり、「緊急浚渫事業債」という100%充当の70%交付の過疎債と同等な有利な公債を作っていただきました。5年がたち今年もう5年延長されましたが、この公債を使って多くの河川で浚渫事業が出来、降水時の不安もなくなりました。このように行動力も実行力もあり大変期待をするのですが、政治は一人ではできません。周りにどのくらい優秀な方が集められるのかが今後の課題でしたが、残念ながら自民党の人事は偏ってしまったみたいです。そういったことからの公明党の政権離脱という事になったように見えます。過半数が取れない政権では野党の意見をどの様に反映して運営するかという事になりますが、そうすれば自民党の方は離れていくという事になり石破政権と同じ轍を踏みかねません。昔の武将は良い戒めを持っておられました。「人は石垣、人は城、情けは味方 仇は敵 」どの時代でも同じように感じます。

定例会終了
2025/10/08
 先日9月定例会が終了しました。今議会での多くの条例は、物価高騰対策としてのスポ−ツ施設などの使用料値上げが主なもので、補正予算は例年と比べれば小規模なものでした。
決算意見や賛成討論は今回副幹事長3名に対応していただきました。皆さん2期目の議員で、今まで会派意見をまとめる作業はあまりされていませんでしたが、今回大変よくまとめていただきました。
 議員はこういった作業や討論を行う事で細部の内容まで把握することが出来、そういった中で新たな市の問題点も見えてきます。1期、2期の議員が多い中皆さんに地力をつけていただければと思います。

常任委員会終了
2025/09/30
 昨日で各常任委員会の審査が終了しました。2日に決算、予算の特別委員会が行われ定例会も7日には終了する予定です。
 常任委員会が終了し、2日の特別委員会での意見、討論の取りまとめを私共の会派副幹事長の皆さんが行っておられます。取りまとめるのは初めての方もおられるので皆さん喧々諤々です。議員が若返り、期数の少ない議員が多くなり、経験がない方が多くなってきました。昨年の後半からこういった取りまとめを若手の議員にしていただき経験を積んでいただくよう私たちの会派では行っています。こういったことをすることにより松江市の予算の問題点、決算の問題点、事業の問題点がよく見えるようになります。期数が少ない間は、自分の周りの問題点に対応するのがやっとで中々全体が見えないものです。誠政松江の半数以上が1期、2期の議員となり3期以上は議会3役となっているため仕方がないのですがしっかりと経験を積んでいただきたいものです。

 決算を見ていていつも思うのは、補助金から交付金に代わり多くの事業の進捗がままならないところです。交付金ル−ルにより2年を持ち越すことが出来ない為、多くの事業が集中してしまい、地域の事業者でこなしきれないというのが最近の状況です。繰越明許が出来るものならよいのですが、多くの事業が交付税が入る8月末から取り掛かるため入札は10月、11月に集中し入札不調が起きやすくなる。1月〜3月では天候も悪く4時を回ると暗くなり仕事が出来ない。一番仕事が出来る4月〜8月までは職員の移動や繰越明許が少なく発注が少ないというのが毎年の状況です。今回も、企業局の発注が例年より少なく感じたので会派の議員に質問をしていただいたのですが、例年の半分しか発注がなされていませんでした。また、職員が大変多くなり人件費の値上げも相まって大変財政を圧迫しています。これは今まで臨時職員であった方たちをすべて職員扱いになったため物件費で計上していたものが人件費で計上することになり、交付税の算定基準に乗らない状況にあるためだと思われます。つまり職員数が基準財政需要を上回っているため交付税が入らないという事だと思われます。これが続くと、毎年予算が足りず予算を作るのに財政調整基金を取り崩す、決算で余剰金が生まれれば財政調整基金に繰り入れるということになり、事業の不用額や余った予算は補正で使われずすべて繰り越しをするようになり、事業の自由度が制約され、職員の意欲向上につながりかねません。財政力指数も56.6%と県内では高いものの依存財源に頼っているのが現状です。今まで職員が足らないという話をよく聞いていたのですが、どうも職員は多い、マンパワ−が足りないというように見えてきました。

議会一般質問終了
2025/09/20
 18日で9月定例会の一般質問が終わりました。昨日は会派の質問反省会、慰労会でした。
 皆さんしっかりと勉強され、しっかりとした質問が出来たと思います。ただ、全体の質問の回答では、過去の審議の流れや松江市議会の中で話されていたことなどが欠落した答弁もあり、執行部側に「経験」が少ない部長さんが多くなったのかな、という感じを受けました。もう一つはタブレットに頼るあまり、資料を持参されておらず、質問者からの質問の回答が十分でない為、再質問や解答についての質問が出た場合うまく回答できていないという事が見受けられました。何々についての概要であったりシステムの内容などの質疑には関連資料をしっかりと読んでおくか、資料を持参していれば分かりやすい回答になったのではと感じました。私どもの会派の質問で今年度の水道事業の改良発注が少ないのではとの質問を事業者からの指摘もあり行ってもらったのですが、回答では例年の半分しか発注されておらず、9月以降だと一般事業との兼ね合いも出てくるため心配しています。委員会では内容についてしっかりと尋ねていただければと思います。

 今日は私が町議会議員に初めて挑戦した時の後援会長がお亡くなりになり、葬儀でお別れをしてきました。ご冥福をお祈りします。
 また、岸清一記念 第41回松江市民レガッタ兼、中海・宍道湖ラムサール条約登録20周年記念事業、第9回中海・宍道湖レガッタ大会が美保関町の旧国体会場跡地で行われ、開会式に出席しました。上定市長も美保関観光協会のシャツを着て、ご挨拶いただきました。おきずかいをいただきありがとうございました。また、JAカップ第42回島根県学童軟式野球選手権大会(山陰中央新報社、県軟式野球連盟主催、JAしまね、JA共済連島根特別協賛)の松江・隠岐地区予選の準決、決勝が行われ閉会式に松江市軟式野球連盟の会長として出席しました。オ−ル東出雲が隠岐アキレスを4対1で破り優勝し、松江・隠岐地区の代表に決定しました。島根県ナンバ−1を目指して頑張っていただきたいと思います。

石破総裁辞任
2025/09/08
 昨日の夜石破総裁が自民党総裁を辞任しました。このことは総理辞任、次の国会での総理大臣の首班指名となります。
 自民党は衆議院、参議院で過半数割れしているので総理が出せるのかは未定です。野党も一致団結とはいかないので日本の政治は混迷してきます。そういった中で関税交渉など成立したところで石破総裁は辞任を表明されました。「せっちんずめだから」というような方もいらっしゃいますが、早めに辞任をすると言えばトランプ政権は日本との交渉には応じないと思われます。そうなれば関税交渉は年を越すことになり、輸出事業に多くの弊害が出ていたことは間違いありません。
 

自民党のおごり
2025/09/06
 臨時総裁選についての意見・要請
自由民主党島根県連様
松江市議会 誠政松江議員一同

衆議院選挙、参議院選挙の結果は自民党から国民の支持が大きく離れているのが現状である。今回の参議院選挙では自民党だからというよりも候補者をよく知っているから投票したが自民党とは投票しない。記載すれば何も問題はなかった、政治資金パ−ティ−の収入不記載の問題、閣僚や党所属議員の時機を考えない発言など、有権者の声を聞いて、自民党への嫌悪感が強いことを選挙の結果を通じて改めて確認した。それでも鳥取・島根選挙区では党員が団結して取り組んだ結果、自民党出川候補が圧勝した。しかしながら全国比例では選挙前から党所属候補の議員がユーチュ−ブやテレビ番組等で執行部との政策や意見の違いなど党批判をしているような発言を繰り返していては勝てる選挙も勝てないのは当たり前である。それなのに自民党では石破総理の責任問題とか次は誰がなるのかとか、そういうことばかり議論をしているように見える。石破総理が続投しようが、誰が次の総裁になろうが、それは自民党にとって重要なことではない。必要なのは、改めて国民のためにどういう政策が必要かを徹底議論し、その政策をどのような形で国民に発信していくかを考えることである。誰が次の総裁になるかなど今議論する話ではなく、敗因を分析し、自民党としての一致した政策を見出し自公両党で過半数割れとなった国会運営にあたって物価高騰対策、外交・安全保障、防災・減災・人口減少・少子化対策などの喫緊の課題にどのように対応するのか国民・党員に示すのが先である。
その上で自民党総裁を続けるのか、辞職するのかは総裁の判断である。人気が無いから、意見が違うから辞めさせるでは、任期を待たず何かあれば総裁選挙という事になり不安定な政権を続けることになる。そのことは日本国民、自民党の為にはならないと考える。石破総裁に投票した215票はそんなに軽い投票行動だったのかという事になりかねません。
今こそ国民の信頼回復を図るよう、党が一致団結し国民の暮らしを守り、地方を、日本を元気にする政策を着実に進めていただきたい。
国会議員だけ、県会議員だけ、市町村議会議員だけが自民党員ではありません。まずはきちんとやることをしてからの判断をしてほしい。

 先般このような内容の意見書、要請書を私が所属する松江市議会誠政松江から自民党島根県連に提出しました。
 提出した文章は少し削っていますが、ほぼ同じ内容です。自民党県連常任総務会ではどのように取り上げられているのか私は支部長ですが案内も、結果も報告がありません。幹事長から各支部のご意見をFAXで送ってほしいとの連絡もあり、支部の5役に諮り総裁選の前倒しは必要ないと返事をしましたが、それからどうなったかは連絡もありません。このようななことで島根県連の総意が自民党本部に報告されるのか疑問です。

 党役員が発言したり、内閣に入っている国会議員が発言したり、自民党のおごりとしか言いようがありません。
 もう少し謙虚に党選出の国会議員として個々がどうあるべきだったのか考えてから、発言するのかしないのか考えていただきたいと感じました。

八朔
2025/09/01
 先日は地元の神社の八朔の宵祭りがあり夕方から準備、神事に参加しました。私の地元、惣津地区では8月31日、9月1日に明島神社で八朔のお祭りを行います。島根半島にはいろいろな神様が祀ってありますが、数少ない海神が祀られています。地元では伊勢参り、金毘羅参り、大社参りが出来る三社大明神として親しまれていますが、海神の三社と当時交通手段が未熟でなかなかお参りできない状況の為に「お参り」出来る神社として言い伝えとなっています。神社は明島の頂上にあり、頂上までお参りが出来るよう参道には提灯が飾られます。夕闇に島全体が提灯に照らされアマチュア写真家の皆さんの撮影スポットにもなっています。今日も頭屋渡しがあるので神事に参加です。

 自民党では石破総裁の選挙での敗北の責任を臨時総裁選として総裁選の前倒しを声高く言っている議員さんが多くおられるそうですが、副大臣に任命されている議員さんの中には「任命権者より副大臣の辞任を求められれば辞任する」と言う様な発言をされている方もおられるそうです。同じ内閣で行った政策が国民の過半数の信認を受けることが出来なかったからの選挙での過半数割れであって、その政策を信じて投票した方も半数近くいたことを忘れているのではないでしょうか。同じ閣内にいて発言されるなら任命権者に言われればではなく、まず辞表を書いてからではないでしょうか。

総裁選前倒し?
2025/08/25
 最近このようなコメントを記事で読みました。
旧安倍派で、今回の参院選で落選した元参議院議員もこう指摘した。

「自民党から国民の支持が大きく離れている。有権者の声を聞いて、自民党への嫌悪感が強いことを改めて確認した。それなのに自民党では石破総理の責任問題とか、次は誰がなるのかとか、そういうことばかり議論をしている。石破総理が続投しようが、誰が次の総裁になろうが、それは自民党にとって重要なことではない。必要なのは、改めて国民のためにどういう政策が必要かを徹底議論し、その政策をどのような形で国民に発信していくかを考えることだと思う。誰が次の総裁になるかなど今議論する話ではない」
 私もほぼ同じ意見で、自民党の置かれている状況を国会議員の皆さんは本当に把握されているのか大変疑問です。党執行部、青年局、女性局などそれぞれ役員がいるはずです。今回の参議院選挙で自民党は政策として何を訴えるべきだったのか、なぜ国民から支持が少なくなったのか。減税すべきなのかプライマリーバランスの黒字化を急ぐのか、特例公債の発行額、建設国債の発行額、どのような考えで行うのか、国債利息の上昇と日銀法による国庫への返納はどのようになっているのか、国民に分かりやすく伝える仕組みをどのように行うのか、衆参の国会議員がそれぞれ党員に説明ができるくらいの国政報告が地元で出来ているのかなどしっかりと検証し、どうして支持を失ったのか今後の対策をそれぞれの担当で行うのが先のような気がします。

水道料金値上げ
2025/08/21
 松江市だけでなく多くの自治体で物価高のあおりもあり水道料金の値上げが検討されています。
 水道料金だけでなく。公共交通、施設の使用料など軒並み値上げが検討されていますが、私たち議員はやはり値上げについてしっかりと内容を精査して、行うのか、次期早々なのか判断しなければなりません。水道管や下水道管の老朽化による事故が多発しそういった基調が大きくなっていますがそもそも「計画的な管理、工事発注が出来ていたのか」精査もしなくてはなりません。松江市の水道は小原ダムから受水しているため、原水費が非常に高くなっています。大橋川拡幅の三点セットとして大橋川の拡幅をする、小原ダム、志津見ダムなどダムの建設、神戸川など放水路を作るという事が計画され現在に至っています。事業は大橋川の拡幅を残すのみとなっていますが、小原ダムの建設費の半分を下流域の市町村の水道料金ででまかなうことがここから始まっています。そのために松江市は非常に水不足であったものが解消しましたが、逆に原水費は使っても使わなくても払わなければならず大変高いものとなっています。しかし下流域でダムの水を契約しているのは旧松江市、旧平田市、美保関町などに給水され松江市ではその後、宍道町以外の水道は県尾企業局から原水費を払い利用されています。出雲市や斐川町、宍道町ではこのダムの水は使われていない為、水道料金を設定するときにいつも大きな課題となります。水道局では過去に老朽管対策があまり進まず、60億円余りの内部留保がありましたが、松江市独自のダムの改良や年間30億円を超える老朽管対策を行ってきたため内部留保も底をつき今まで通りの事業発注を行うためには料金の値上げが必要になってきたというのが私の見方です。全国で多くの事故もあり老朽管対策は急務ですが「計画的な事業量」を毎年出すためには事業を集中して行うと「その次の仕事」が少なくなり民間事業者の維持が出来かねます。多くの事業者に支えられて事業が成り立っていることを考えれば、「事業配分」にしっかりと傾注し市民生活に影響が出ないよう心掛けていただきたいと思います。議会も事業がしっかり出ているから良いという事だけでなく将来見通しや事業進捗をしっかりとチェックしなければなりません。
 松江市の下水道普及率は約94%、水道はほぼ100%こういった普及の状況から古いものは30年以上のものもあるため「計画」が非常に大事になります。特に下水道や簡易水道は厚生労働省や農林水産省予算で作った経緯もあり国の補助金がありましたが、管理が国土交通省となり今まであった交付金が付きにくくなっています。町の在り方、面積、普及の状況など町によって違うため松江市のような過疎地の半島部、山沿いの中山間地域を抱えている状況を鑑み今まで通り国が交付措置を出す仕組みは続けていただきたいものです。

盆も終わり
2025/08/18
 盆前からの長い連休がやっと終わりました。伯父の初盆もあり、地元の盆踊りの準備や、かたずけを手伝いましたが、どうも体調が悪く、しっかり休みだったのに、元気はつらつという風にはなっていません。
 先般テレビでシベリア抑留のドラマがあり、当時の無慈悲な国際法を違反した旧ソ連の行いがドラマ化されていました。日本が降伏する直前の8月9日に、日ソ不可侵条約を一方的に解消し参戦し、ソ連軍に占領された満洲、朝鮮半島北部、南樺太、千島列島などの地域で抑留された日本人は約57万5千人に上るとされています。厳寒環境下で満足な食事も与えられず、苛烈な労働を強要させられたことにより、約5万8千人の「武装解除した旧日本兵」が死亡しました。一説には34万人の日本兵が死亡したとの研究もあるそうです。武装解除した日本兵の家庭への復帰を保証したポツダム宣言に反するものであり、戦後日本はこのことについて真剣に向き合ったのか今でも疑問です。
 亡くなった鳥取県から選出されていた相沢元衆議院議員は自身も3年間抑留された経験もあり、ブログでよくこのことを取り上げておられましたが、今では戦後80年だれも政治家で語る方はいなくなりました。いみじくもウクライナ戦争を終わらすべくトランプ大統領とプ−チン大統領が会談をされたそうですが、私には相沢さんがブログに書いていた「あの国を信用してはダメ」というフレ−ズが一番信用できるように感じています。
 盆になると終戦記念日もあり、過去の戦争の反省とこの国を守るために戦っ亡くなった多くの方々を偲び、当時の政策や判断、「国同士の信頼関係とは」を改めて考えさせられます。

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